職場というのは仕事をする場である。
前々から、ボクにとっての職場とは自分の能力を錆び付かせないための整備工場のようなもの、自分をおもいきり楽しませられるテーマパークのようなものと書いてきた。
自己中心的な考えではあるけれど、こういった考えの根本にはもちろんビジネスパーソンとしての会社との信頼関係がある。
自己管理、引け目を感じることのない業務内容、上司への報告、連絡、相談などなど。
そういった基礎の基礎、誰でも分かっている部分をしっかりとさせている上での考
えである。

そんなボクの職場が、最近汚臭をはなつようになってきた。
人間関係。
あまったるく、傷を舐めあうような連中の「秘密」や「罪」の共有。
もちろんプライベートな付き合いや、人間的に好きだ嫌いだということに首を突っ込む気はない。
また、ビジネスパーソンとして、職場の人間関係というものは業務が円滑に進むためには会社との信頼関係の次に重要なものだと認識している。
ただ、女性が多いせいなのか、職場でのそういった関係、感情が業務にまでおよんできている。
・・例えば、バイトと仲のいい社員がバイトのタイムカードの改ざんしている。
もちろん上の人間は知らない。
先日、それを発見したので早速本人（バイト）に確認したところ、
「（内定も決まり）もう数カ月で辞めるから良いじゃん」
とのこと。
このバイトはボクより年は若いが会社では先輩になるので一目置いていたのだけれど、所詮、基礎の出来ていない人間だった。
そして、その操作をしていた社員は女性であり、ドラマのように男のためにデータの改ざんをするような人間だった。
以前はこの女性社員について、真面目に頑張っていて偉い、作業も確かだ、なんて思っていたものだけれど、会社の扱っている人間（客）に手を出すなど、目にあまる部分があり、敬遠するようになっていたのだが、今回の事がさらに決定打になってしまった。
本人に始末書なりなんなり、責任を取らせたいところだけれど、いかんせん、我が社は中小企業。
1人、抜けるだけでも業務に支障を来す。
そういうことになった状況を作り出した犯人が攻められてしまう横の繋がり。
直接上司に相談したいところだが、ボクの上司はつまりは社長。

相談して気分良くなるべきか、だまったまま数カ月様子を見るか。
なんでこんな幼い考えのやつらのためにストレスを感じなければならないのだろう。
はぁー、面倒臭い。
信用出来ない人間を同僚として仕事をやらなくてはならない恐さ。
仲の良いバイトが5人、10人居れば、そいつらの改ざんもしかねない。
軽い「ちょっとした操作」がひいては大きな罪に繋がる認識も出来ない馬鹿女がいる恐さ。

責任者（ボクの部署は1人）でも無い人間が職場環境について悩まなくてはならない馬鹿らしさよ。

あー、もうほんとになんにもわからない人間でありたい。
そう心掛けていたのに、つい覗き見してしまったような出来心のような。
忙しいときほど目についてしまう。アンテナがピリピリしているものだから。

メモ代わりに。

オリだとか、プレゼンだとか人前でものごとを説明するのは苦手だ。
だけどこの前のはうまくいった気がする。
振り返ってみてなぜうまくいったかと考えてみると、やはり普段は忙しさにかまけて前準備いっさいなしのひらめきオンリーで話してたりしたのだけれども、今回は精神的にまいってたせいでひとつのものごとに没頭しようと（現実逃避）、他の仕事をほっぽらかし、そのためだけにほぼ一日をついやして資料や進行表やと作ったので、それがよかったのだろうと思われる。
さらには何をどういう順番で話すか箇条書きし、順番をつけ、話す内容も書き出し、どういう流れで進めていくかイメージする、と、まあ基本の基本を実行したのだった。
あ〜これだな〜と、今さらながらに頭の中を整理整頓し、出力すること、イメージトレーニングすることは大切だなぁと反省。
確かに面接の練習なんかもこれが基本だったよなぁ。
選択肢を増やし過ぎ悩まない程度に情報を集め、じっくり下調べして、どう攻められるか、そしたらどう答えるか。
そしてその全てを書き出し整理する。
あー、無理してでもこういう時間作んなくちゃいけないんだなぁ。
忘れないようにしとかないとなぁ。
頭の中いっぱいいっぱいになっているのをほおっておくと、さらにこんがらがってくるんだよな。

基本プラスとしては、最終的にきれいに形にする。きれいに（資料など）作ることに力を注ぐ。
これ大切だと思うね。表現だとか簡潔さだとか。