7月25日の日記

2006年7月25日
このところ雨が続いているのでなかなか梅干しが干せない。
普通なら土用をこえたあたりが干し時なのだけれども、
はたして今週末、きちんと干すことができるだろうか。
…ああ、なによりも心配だ。

さみしげな台所の隅の梅漬けを見ていると、
やおら箸を取り出して味見をしてみたくなる。
梅干しとは、塩の角がとれるのに2年、
味が落ち着くのが3年と、
実は食べごろまでにはけっこうな時間をようするのだ。
そこまで行き着くどころか、まだ梅漬けの時点なのに、
今年の梅干しのこの艶やかで芳しく酸っぱそうで奇麗な赤色。

ふるふると箸がのびる。
ひと粒つまみ上げて小皿にそっとおろす。
横からも上からも斜めからも、まんべんなく鑑賞し、
おもむろにパクリ。
うううぅ…
…ぅうまぁいぃぃ〜。
漬けてまもないこの梅干しは、
甘い梅の実の香りとさわやかな紫蘇の香りをほとばしらせて、
むひゃー笑顔笑顔。
梅漬けでこの美味さ。梅干しにしなくても良いんじゃないのか。
白飯をじゅうぶんかっ込むことできるね。ガッガッガ。
今年のこの梅干し最高。最高の出来の予感。

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