6月13日の日記

2006年6月12日 その他
昔から本が好きで、
本ばかり読んでいたからか、
何かこう、頭の中にはもうひとりの自分が住み着いていて、
今の生活や思考なども、
そいつはやや斜め後方から見ている感じで、
古くさい言い回しだけれども、
人生という舞台で踊っている自分を、
励ますことも、慰めることもせずに、
投げやりな態度で自分を自分と思わずに、
現実というものを薄っぺらな紙切れのように扱い、
命というものも「ポンッ」と簡単に捨ててしまえると錯覚し、
いやはやなんとも太々しい。

皮膚一枚、薄皮一枚切れただけでも痛いのに、
痛い痛いと感じるのに、
言葉というものは、
この脳の中身というものは、
実は自分ではないのではないだろうかと、
それもまた自分であるのだけれど、
自分の思っている自分はやや超人であったりする。

自分などというものは、
社会から見ればちっぽけなもので、
社会などというものは地球から見れば薄いもので、
宇宙から見れば地球などは…
それなのに自分の脳の中というのは、
何十億年の地球の歴史にも負けないような、
得体の知れない謎なものを溢れ出させ、
はなはだ迷惑に足をひっぱろうとする。

目に見えているものが現実だ。
手に触れているものが現実だ。
それが現実だと?
これが現実だと?
明日を期待するから今があるのだろうか。
今を大切にしているから明日があるのだろうか。
それではこの現実は今なのだろうか、
それとも明日なのだろうか。
把握できているのだろうか、
理解できているのだろうか、
捨ててもいいんじゃないだろうか、
考えなくてもいいんじゃないだろうか。

実は人とは、
自分の存在を確認するために、
ひとりの誰かが居れば、
それが自分の全てなんじゃないだろうか。



ひとまず溢れ出る腐れ思考。難しくは書けない。

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