4月2日の日記

2006年4月2日 その他
服を着る。
それは甚だ時間を要して、服を選ぶ事から始まる。
いや、それ以前に、服を購入する段階から時間を使っている。
服を着るという事はそれほど大切な事なのだ。

僕はお洒落というほどお洒落でもないが、鈍くもないと自負している。
いちおうトータルに考えて購入するのだが、
家にある服とのコーディネイトも考えつつ、
使い回しのきくものを選ぶ事を心掛けている。
ポイントとして、カラー、スタイル、生地、だろうか。
自分の持っている服全体を頭に入れてカラーを合わせていく。
やはりあまり持っていないカラーのものは合わせにくい。
たまにとっぴな色の服を買うが、それに合うなにかしかを一緒に買う事も忘れない。
合うカラーを揃えていくという事は大切だ。
スタイルとしては流行りに流されず、
自分の体型に合うかどうか、見た目にスマートに着られるかどうかで服を選ぶ。
むっちりしたキン肉マンが中性的なファッションをしても鈍に見えるだけだ。
ガリガリ男は肩パット無しのなで肩ジャケットは綺麗に着こなせるのだろうが、
パリッとしたスーツは似合わない。
生地も季節に合わせないと面白みが無い。
というよりも生地は暑い寒いで選ばれるべくして選ばれているから問題はないだろう。

こういう風に選ばれて購入された服を着る。
服を着るという事を大切にしている人ははたしていかほど?
服は仮面、化粧と似ている。
自分を高揚させる大切なアイテムだ。
服を着ることは、ある種の宗教的な儀式のようなものでなくてはならない。
自分の納得のいく服を着る。
そしてそれを着ている自分に喝を入れる。
たまに、普段鈍いファッションの人が「何か」のおりに、
そう、例えばプロポーズの日に最高のお洒落な服を着てその場に臨む事など、
それなのだ。
その感覚を普段、いつも意識していなくてはならないのだ。
わざわざ高くて良いものを買えとはいわない。
選びに選び抜いた、自分に合う、そしてお洒落な服を着るのだ。
全方向性の第一印象を大切にする事、
第一印象でほとんど全ての事は判断されてしまうのだから。
なにより面倒くさい服を着る作業を楽しまなくてはならない。
断っておくが、より多くの買い物をしろといっているわけではない。
一品一品、感性よりも見た目、自分に合うかどうかを大切に少数精鋭。

何を着るかなんて気にしないような、
そんな自意識過剰、または他人(または彼、彼女など)からの見た目の評価を気にしないような、
周囲の事よりも自分のやっている作業(や趣味または自分)の方が大事な人は去るべし。

そんな僕の最近のお気に入りはスーツにドクターマーチン。

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