11月20日の日記

2005年11月20日
刺身を食べるときにワサビはもちろん必要だ。
それが生姜であったり、ニンニクであったり、唐辛子であっても別段食べたくないとは思わない。
地方それぞれの食べ方があっていいし、
自分の知らなかった食べ方を知って、それが美味かった日にはたまらなく幸せだ。
で、刺身の話にもどるけれど、日本の西と東で刺身につける醤油が違うのだね。
東方面では刺身には普通の醤油。
西方面では刺身はたまり醤油と決まっている。
僕は西方面の人間だからもちろんたまり醤油派なのだけれど、
普通の醤油で食べてもそう違和感は感じない。
…あれ、それじゃーあっちの人はアボカドを食べる時も普通の醤油にワサビで食べるのか。
コクがあるか無いかの話だとは思うんだけれど、
たまりは甘いから刺身に使うなんて信じらんない、という人もいるんだよね。

シンプルな食べ方としていろいろな料理の中で
「醤油をかけるだけ」という料理法(?)があるけれども(うどんとか)、
うどんにたまり醤油はかけないなー。うんうん。
大根おろしにもたまりはかけない。
漬け物にも何にでもたまりはかけない。餅にもかけない。
そうすると若干「刺身はたまり醤油で」説の分が悪いな。
例外的に伊勢うどんはたまり醤油(とダシ等)で食べるんだよね。

でも、そしたらたまり醤油の存在理由って…煮付けとか?

東方面の代表的醤油として「本膳」があるが、今度刺身のとき試してみようかな。
関係ないけれど、関西で「旭ポン酢」というポン酢が売られているが、
芯の太い、濃いポン酢をお探しの方にお勧め。鍋によくあう。

そういえば鍋の季節だ。
水炊きのつけダレの基本はポン酢だと思うけれど、
普通のポン酢に「2倍濃縮つゆ」をタラタラッと入れて食べると濃くて美味しい。
我が家の定番。

それと、味噌についても東西で話がわかれるのだよね。
東はピシッとした辛い味噌、西は麦の入ったほっこり甘め。
甘めで麦が入ってる味噌の方が高そうなイメージなのは僕だけだろうか。


醤油の歴史
鎌倉時代(1245年)、禅寺「興国時」の開祖法燈円明國師 (覚心)が
中国(宋)金山寺から味噌の作り方を覚えて帰って来た。
その後、覚心さんがたまたまその仕込みを間違い(もしくは金山寺味噌製造時の材料の野菜の水分が原因)、
水分が多い味噌が出来てしまった。
その余分な水分を舐めてみたら美味かった。
これが醤油(たまりに近い)の始まり。発祥地は湯浅と伝えられている。
現在のこいくち醤油は「江戸前しょうゆ」といって、
京都などから入った当時の醤油が江戸の町民文化により香りの高い濃いお醤油へと変化したもの。
こいくち醤油が全国的に広まったのは明治時代以降。

豆味噌:大豆、豆麹から作る。大豆だけで作られるため、タンパク質豊富。
主に愛知・三重・岐阜の東海豆味噌。
米味噌:大豆、米麹から作る。多くの種類があり、色、香り、味などもさまざま。全体の8割をしめる。
北海道みそ、津軽みそ、秋田みそ、信州みそ、江戸甘みそ、関西白みそ、御膳みそ等。
麦味噌:大豆、麦麹から作る。九州、山口、愛媛が主産地。甘口・辛口有り。
甘みと旨味のバランスが良い。長崎みそ、九州みそ。


追記:昨日の「K-1」。
セフォーは男だぜ!
アーツとバンナの戦いはお互いばててたのか?しょっぱなから。
シュルトってデカ過ぎ。立ち技では結局デカい奴が強いって事で良いのか?
93年からの熱烈なファンとしては舞台に花が無くなってきたなと思う今日この頃。
バンナ、セフォー、アーツ頑張れ。
でも、レミーかっこいい。鋼のスプリングのような蹴りがいい。
ベストマッチは「レミーvsチェ」だね。
「セフォーvsシュルト」も感動した。
「バンナvsアーツ」はなんかおかしい試合だった。

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