11月4日の日記

久しぶりに外食に行って来た、といっても「回転寿司」なのだけれどね。
回転寿司は偉いっ！！
僕みたいな大食漢かつ、想像力の乏しい人間には
あの視覚に訴えかける現物勝手に取れベルトコンベアー方式は良い。
文字だけで「鰹のユッケ」とか「えびアボカド」とか書いててもイメージできない。
いやはや高級感の無いメニューだが。
それにしても、回転寿司というものは安いし自由だし楽だ。
自分でコース料理を組み立てられる楽しみもある。
それじゃ、オードブルは…「えびアボカド」にするかな〜。えびとスライスしたアボカド、タマネギ、マヨネーズ仕立て
そして「イクラ」「イクラ」「イクラ」。
ええ、コースなんて考えません。バクバク。好きな魚は鰹です。
ああ、満足。回転寿司屋で飲む安っすい緑茶は美味い。

村上さんのエッセイがなかなか読み進めない。
なんていうのかな、もったいない…とまではいかない、悪く言えば勢いでは読めない。
ボーッと落ち着いて読むのがいい。…？
そんな言い訳を考えていたらこんな分類を思い付いた。
読前感が良い。
読中感が良い。
読後感が良い。
という表現。
読後感、というのはずばり村上さんのエッセイで、
読んだ後が清涼感に満たされるというか、気分爽快心地よいもの。
読中感が良いというのは、椎名さんの本などで、
ガッガッとエネルギッシュに楽しく読み進めて行けるもの（おやつ食べながらとかね）。
ちなみに読後も読中も面白いのに変わりはない。
読前感が良いってのがくせ者で、
僕でいうならスピノザの「エチカ」だとか有島武郎の「惜しみなく愛は奪う」など。
つまり、「あ、これ良いな、読んでみたいな、インテリだな」と買ったのは良いのだけれど実はあんまり意味不明なやつ。

外に行く前にコロッケを作っておいた。
明日の朝はキャベツの千切りとコロッケで「コロッケサンド」だ。
今日も往復2時間半の距離を歩いた。
こう毎日歩いていても体重はなかなか減らない。エネルギーを消費しにくい体質になってしまっているようだ。

追記：回転寿司で好きな寿司が来るのをのんびり待つ間は
結構落ち着いて会話が出来る。
フランス料理なんかのコースもこういった会話を大切にするからこそのものではないのだろうか？
などと考えてしまった。

以前「茶碗蒸し」について調査していると書いたが、同じような事を考えてた人がいたみたいだ。
「茶碗蒸しのルーツ」で検索すると出て来た。
http://homepage3.nifty.com/yutaka-y/hitokoto/hitokoto44.html
大変参考になった。