9月12日の日記

2005年9月12日 生活
子供の頃、凄い恥ずかしがり屋だった。
夏休みの宿題で読書感想文ってのがあるが(これ以外にもちょっとした作文の宿題だとか)
へたに賞なんかとってしまうと集会のときに皆の前で読まされるってのがあったが
それが嫌で嫌で、でも自己顕示欲が強かったんだろう(今もかな)良いものを書こうと努力してしまう。
で、佳作とかになってしまい読むハメに。
頭の中真っ白で足なんかプルプルカクカクしちゃって。
とにかくそういう子供だったので公の場で目立つ事からはなんとなく逃げてた。
そういった逃げ癖のせいかどうか、今でも「ここが踏んばりどころだ!!」ってシーンからは
逃げているような気がする。

ニコニコした顔がいけないのか、腹が据わっているように見えるのか、
はたまたいぢめだったのか、学校での行事等では必ず(主人公にはなれないが)重要な役を
押し付けられていた(ヒーロー劇の悪役とか)。
自分では確かに「変人」だとか「変わっている」とかいう言葉は褒め言葉と思っているが
かといって目立ちたいわけではなく、出来れば角の方でひっそりと人間観察させてくれってタイプだった。

幼年期から青年になるまでを通し、なにかしら目立ってはいたようだ。
今考えるとそれもまた良い事であったのだと思えるが、当時はなんも考えておらんもんねって
逃げてばかりの怠惰な生活を送っていた(…今も)。

ただ、そういう多少目立つ存在であったにもかかわらず、友達付き合いがへたで
グループでの作業なんてのになると1人あまる人間だった。
小学校の時の卒業劇?(卒業の時にグループに分かれて劇や出し物をする)の時、
1人で落語をやった事を思い出すと今でも顔が赤らむ。

自己顕示欲は強いのに目立つのは嫌だというややこしい性格がわざわいしているのだろう。
逃げるけど、追いかけてほしい…みたいな。
話し出したらとまらないが、話しかけられないと(よっぽど気にいった人間は別として)話さない。
臆病という言葉で締めくくることもできる性格ではあるのかな。

逃げて逃げて逃げきったら何があるんだろうか。

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