5月15日の日記

カレーにも個人の好みがでるもので、人によってまったく味が変わってくる。
だって、唐揚げにはマヨネーズがつきものの人と、何もつけないで唐揚げだけで大丈夫な人とってだけでも
大きく味覚が違うのがわかるだろ。
なんの料理にしてもだが、特にそれによってまずいかうまいかが激しく変わるのは「濃さ」。
僕は田舎育ちだからか、濃い味付けが好きだ。
薄味の家庭で育った人間の料理を食べると上品だとは感じるがうまいとは思わない。
以前、上方で天丼を食べたときはまいった。
結構有名店だったのだが、天丼のつゆが薄すぎて「なんじゃこりゃ！？」と口に出してしまったくらいまずいと
判断した。しょっぱいスープがかかってるだけ！みたいな。
それ以来田舎者の僕は上方人の味覚は信用しない。
そんななかで、たこ焼きやお好み焼きが好まれるのは上方に集まる多くの県外人の味覚が正しく田舎臭い味を美味しいと感じているからなのではないだろうか。

ラーメンにしても何にしても基本的な味覚が違うから「うまいっ！」って評判の店でもてんで美味くない。
しかたがないから外食がすくなくなる。

カレーを外で食べるなんて考えられない我が家のカレーは、そのため多少の工夫は凝らされている。
食材はいたって普通（肉はあまり入れない）だ。
固形の野菜以外に、ミキサーでニンジン・タマネギ等ジュースのようにし、それを投入する。
これで一気にフレッシュさがプラスされる。
あとは「コク」の追求のため、コーヒー（インスタントをルー1箱あたり小さじ1）だとか、チョコ（ルー1箱あたり3片まで、それ以上入れるとチョコ臭くなる）、味噌（ルー1箱あたり大さじ1）等を入れる。
上記はあくまでも超濃い口派の我が家の隠し味なのでこの中の1品を入れるだけでもグッと味に深みがでる。
追加として最後にソース（我が家はトンカツソース）・醤油をひとまわし。
もっとフレッシュさを追求したいならば、しあげにヨーグルトを入れるのも良し。
これに「うずらのゆで卵」があれば最高（なければ普通の卵を輪切り）。ちなみにゆで卵は煮込んだりせず、ルーをかける前にのせるだけ。

ふぅ、食い物の話は気合いが入るな！

ところで、上方について話をしてたが、つまりは大阪なんだが、大阪の町はきちゃない。
路上駐車を見かけない道路はありえないし、市内等繁華な所では歩道にそって路駐の列はあたりまえだ。
東京じゃあまりみられない。車の運転にも一言いえば、3割くらいの車は指示器の出し方知らない（特に悪趣味なベンツ）。
下町っぽいところも多々あるのだが、そういった庶民の道路は物干台や鉢植え、自転車、その他いろいろなものに道路（歩道）が占拠されている。歩道で野菜や花を鉢植えで育てるのは当たり前の光景だ。
ゴミだけはホームレス（？）の人たちのお陰であまり散乱しているような事はない（繁華街等若者が夜遊んだ後は別だが）。

前々から公僕のカラ残業や税金の使い込みが目立ってとりあげられているのも大阪の痛いところだ。
なにかの番組では、「役所の人間がそうやってお金を使ってるけど、そういう事にあまり文句を言わないってのも、大阪人の情のあるところ、大阪人らしいところなんですけどね。」
なんて、ドアホな事を言っていたが、違いますから！
大阪人はみんな大陸風（？）な性格の持ち主が多く、自己中心的だから、上記の様なことはみんなやりそうな事だからきっぱりと非難しないだけ！
そういうケチさが美徳なの！
「お金には厳しい。」が合い言葉なの！
とくにコテコテの大阪人はしゃべりも独特、内容もみんな同じようにかなりキツイ。
「人情に厚い」ってのはあくまでも東京の近所付き合いなんてしてないようなアパート暮らしや仕事でセカセカしてるサラリーマンなんかと比べてのものなの！
その程度の人情は田舎じゃどこでもあるの！普通に！

それにしても、大阪のおばちゃんは自転車なんかでぶつかりそうになった時、避けるより前に「あぶないわぁ！ほんま！」と一言つっこんでくるのはやめてほしい。