3月6日の日記

2005年3月6日 生活
テレビで無添加パンを作る職人が取り上げられていた。
ドキュメンタリー番組は好きでよく見るのだが、この話の中のヒロセさん(無添加パン職人)は28歳のころは大量生産のパン作りに傾倒しており、当時無添加をかたくなに守りパンを作っていた父とはその考えの違いからほぼ絶縁状態だったと語る。
33歳の時、体を壊しそれを機に無添加パンを作る事に移行していく。しかし、今は亡くなってしまった父とは結局完全な関係の修復は出来ないままだった。

これを見ていて思うに、ヒロセさんの父がそのまま生きていたら、彼はいったいいくらほどその貯えられてきた「知識」「経験」から得るものがあっただろうかと。
彼の父がその持っている情報すべてを何かの形で残す事ができているならこんなすばらしい事はない。
その人間の全ての「情報を伝えきれない」ことにこそ、その人間の「死」の意味、尊厳はあるともいえるが、あえてここでは外す。
しかし、なんらかの形で自分の持つ情報を残せるなら、それは人生の偉大な指標となりうるのではないだろうか?

簡単ではあるけれども「Blog」で日々の出来事等を書き綴っていく事は非常に意味のある行動であると確信する。

例えばテレビを見て感じた事、考えた事。今、自分がぼんやりと考えている事、興味のある事、興味のあるもの、買いたいもの、欲しいもの、行きたい場所、思い出、やっている事、仕事の事、人間関係、なんでもかんでも。

これからは少し、そういうバックボーンとなる思考を持ってこの作業を続けていきたいと思う。
難しく考えているわけではないが面白いじゃないか。
「Blog」をやっているほとんどの人がうっすらとは意識し、わかっている事だろうけれど。今日、ようやくはっきりと僕は意識したものだからここにこうやって書いておく。

今まで欲しいものだとか、その日やった事だとか書いてきて「意味があるよな、うんうん」と思ってきたことはこういうことだったのだ!!
だからこれからは少しでも(めんどうな時は知らない)自分の情報を書いて行きたい。

だが、こういう日記は今の自分の考えと未来の自分の考えの差がおもしろかったりするだろう。
えてして激しくある種の思想にこりかたまったりしている人間ほど何かのきっかけで考えが180度変わる事が多い。それは人の好き嫌いでもいえる事で、「なんとも思われないより嫌われろ、怒らせろ」というのは恋愛の駆け引きなどでは常識だったりするのである。終わり。

仕事で車で得意先に行く事が多いのだが、その間CDを聞くというのはもう書いただろうか?
まあとにかくストレス解消にもいいのでよく聞いている。
ただ、ケースから出し入れするのが面倒なので今日、100円ショップでそれ用のフォルダー(あのCDの中身だけ差し込めるやつね)を買ってきた。
近所のショップには赤色のフォルダーしかなかったのでしかたなくそいつを購入。でもこれからはそいつを相棒として有意義なドライブ時間をつくれそうだ。
妹にいらないCDをたくさん借りてきたのでさっそく中身をフォルダーに差し込む作業をする。
「ラブサイケデリコ」とか「中島美嘉」とかだ。
少し楽しみ。

あと、今の仕事の作業の流れを目で見れる形にしたいなと前から思っていたのだけれど、どうせならかっこよく(かっこつけだから)したいなと思っていたのだが、「フローチャート」というものを思い出した。
僕はバカだからあんまりアルゴリズムとかの事はわからないから正しい使い方はまだできないけれど、メモ書きに使っていこうと思う。
その中で正しい使い方や構造、文字列の事も勉強できればそれはそれでオトク感があるぞ。

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