2月12日の日記

2005年2月12日 生活
ホワイトシチューを作るのにタマネギと牛乳が足りないらしく、急いで近所のスーパー(安い事で有名なわが家の2番目の行きつけ)に買いに走った。

自転車で公園を横切る。以前は20人ほどのおぢさん達が将棋をガヤガヤと打っていたものだが、やはり冬でもあり、姿を見かける事がなくて少し寂しい。この1年ほど前にその公園を大規模に改修(?)工事をして居場所が少なくなり、焚火なんかも出来なくなったことも関係しているのだろう。
当時、その公園でバトミントンなどしていた頃は結構うざったい存在だったのだが、夜、人気のない公園というのもひっそりとさみしく、重く黒い闇の世界(もちろん街灯はポツポツとはあるが)。都市の公園だ。

そんな夜の道を買い物が終わり、自転車で走っていると、突然、
「アッタカイ飲み物ハイカガデスカァ?」と
声をかけられ、ドキリとして辺りを見渡すが、人影はない。
そこには煌煌と光る自販機が1台。
ああ、そうか。こいつが声を出しているのか。噂には聞いていたが未だに存在しているのか「しゃべる自販機」。
それとも「しゃべる」という事は新しい感覚なのであろうか?
そこのところはわからないまま、自宅へと帰る。

昼に1番よく行く近所のスーパーの紳士服売り場でネクタイを1本買った。いかにもサラリーマン風というコンセプトからは少しズレてしまったが今回は黒に楊枝で突いたほどのドット柄(朱色、白)が整然と入っているネクタイを買った。
仕事に行く時になって初めて着けてみるなんてほど落ち着きのある人間ではないので家に持って帰るなりワサワサと取り出し、シャツとジャケットを着て鏡の前で合わせてみた。
よしよし、なかなか上々のバランスである。
ネクタイはグルグル巻いたり、縛ったりと結構ハードに使い込むものだから傷みも早い。それに、爪のギザギザなんかもくせ者で、表面の生地にそのギザギザが引っかかったりして小さな「ほころび」が出来てしまい、それが重なって見た目が悪くなったりもするので気を付けなければならない。

ついでに靴磨きのクリームを買ってきて靴を磨いた。でもどう必死にやっても艶が出ない。おかしいなぁとウンセウンセと一生懸命こするのだが、いっこうに光らない。
調査の結果、1週間前にやってあった「防水スプレー」のせいではないだろうかという結論に達した。
妻曰く、「やる事が逆なのよねぇ」とのたまう。シクシク。
腹立ちまぎれに財布ともう一足のプライベート用の靴を磨いてやった。ゴシゴシきゅっきゅ。

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