どか弁。ドカベン。どかべん。
良い響きだ。
アルマイトのでっかい弁当箱。
それは昭和初期のノスタルジックな世界。

昔からそういった素朴な雰囲気が好きで「弁当」と言えば
アルミのどか弁と決めている。
あいつに白いご飯を1センチくらいギュウギュウと敷き詰めて
かつお節を隙間なくまぶす。
そこに醤油をまわしかけ、焼き海苔を敷く。
さらにまた、白飯を敷き詰めてかつお節、醤油、海苔の順で
埋めていき、最後の3段目は白飯だけで終わり。
見た目には何も工夫のない白飯に見えるがなんとそこには
こんな仕掛けが!!
みたいな。

食べる頃になると、醤油はいい案配に白飯とかつお節にしみ込み
海苔の香しいにおいが食欲をそそる。
そして白飯の真ん中に梅干しがひとつ威風堂々と鎮座したお姿は
神々しくもある。
さらにおかずがシャケやメザシだったりするともうたまらん!!

ハンバーグとか唐揚げとかではこの雰囲気ある姿にはならない。
なんつーか、男は黙ってジーンズはいてろ、というか、
おしゃれに着飾る感覚とはまた微妙に違った喜びというか、
硬派なかっこよさというか。

そんなわけで弁当には夢があります。

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