栗ご飯でした。

2004年9月20日 生活
今日はあの「月見バーガー」を食べた。
もちろんチーズの方だ。
毎年、これ定番にしたらいいのにって思う。
フィッシュバーガーは薄味で好みの別れるところ
だけれど、以前「サーモンマック(フィッシュのシャ
ケ版)」なるものが出た事があるのを知っているか
い?あれは美味かった。復活を希望する。

栗が送られてきた。もろ「栗」。皮をむくのが大変だ。
1日皮剥きに明け暮れましたとさ。
さっそく栗ご飯。米、栗で少し味付け。贅沢言えば
餅米が少し入るともっとおいしいんだろうな。

中国ってほんと理解しにくい国だな。
一党独裁政治の国なのに資本主義経済。
政府機関のポストである首相、国家主席、党総書記、どれが
1番偉いんだ?
って思ってたら、実は軍部の中央軍事委員会、国家軍事委員
会主席が実質上の最高指導者だったりする。
つまり共産党が独裁している中国では党のトップである総書記
が1番偉くて、その下に政治局の首相がいるのか。
で、横の方に軍があって、こっちも権力があるから軍のトップで
ある軍事委員会主席が1番偉い。
…あれ、おかしいな。

今回引退する江沢民は中央軍事委員会主席。
つまり、国家主席、党総書記は胡錦濤に委譲したものの、軍の
力が強力なこの国では今まで表のトップと裏のトップ、2人のトッ
プがいたわけだ。
江沢民は来年3月に国家軍事委員会主席も辞任する。
これにより胡錦濤が政府、軍部両方のトップ、まさに最高指導者
になる。
評判によると胡錦濤政権はマルクス主義(共産)を理想としてい
るみたいだ。左派路線か…。

マルクス主義はかっこ良く言えば、労働者階級人民が団結して
資本家階級から政治権力を奪い取り、社会の変革の主人公とな
っていくこと。
そして資本主義(帝国主義)を評してこうのたまう。
生産手段が資本家階級に独占されていることによって、労働者
階級は自らの労働力を商品として資本家に売り賃金奴隷となっ
て働く以外に生存すらできなくなる事だと。

どのみち主義なんてもなー、人間の「ああすればこうなる」的な
考えが生み出したもので、ひとつの行動に対してひとつの解答
がきちんと出るほうが手っ取り早くてそっちに傾きがちだけど
「そうやっても、こうはならないかもしれないけど、それはそれで
しょうがない」と思えるほうが健全だ。
…ああ、「中庸」ってのはこんな感じなのかな?

そうそう、首相の温家宝はマクロ経済修正論てのをうちだし、
沿海部の急速な乱開発に歯止めをかけようとしてる、なんだか
それだけを聞けば良い人なのかなぁ〜なんて思っちゃう人なん
だけど、この人はどういうかたちで関わっていくのだろうか。

こももさん。リンク貼らしてもらいました。本の話が楽しい。

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