ここんとこ、吉川英治の「宮本武蔵」にはまってる。そう、「バカボンド」や大河ドラマの原作になったやつね。
なんで読んでみようかって思ったかってーと、「空手バカ一代」の中で主人公がそれを読んで人生の目標を定めたほどの影響力がある本だから。
今はまだ最初の方だから深くは読めてないけど、結構いろんな人生訓みたいなのがちりばめられている。例えば…
…そういう百年先のことまでは、誰も考えなかった。いや、城普請の石揚げや石曳きに来ている労働者などは、明日のことさえ思っていないのである。
昼飯を食べれば、
「はやく晩になれ」
と祈るのが、いっぱいな欲念だ。
それでも時節がら、
「戦争になるか」
「なれば何時頃?」
などと、時局談は、いっぱし盛んだったが、その心理には、
「戦争になったって、こちとらは、これ以上、悪くなりようがねえ」
という気持ちがあるからで、ほんとに時局を憂えたり、平和の岐点をじっと案じて、どのほうへ曲がるのが国と民のためだろうなどと考えているのではけっしてないのである。
なんてところが、結構チクッときたりしてね。
最近、ニュースで中国(重慶)に行ってるサッカー選手団が昔の恨みかなんかで滅茶苦茶たたかれたりしてるのや、韓国俳優人気の異常なまでの盛り上がりを見るにつけなんだか釈然としないこの気持ち。僕は日本人として過去の戦争について、ぎゃーぎゃー言われるのはムカッ腹が立つ。
…が、そこまで深くは語るまい。だって、それが日本人。
嘘、話長くなりそうだから止めるだけ。
なんで読んでみようかって思ったかってーと、「空手バカ一代」の中で主人公がそれを読んで人生の目標を定めたほどの影響力がある本だから。
今はまだ最初の方だから深くは読めてないけど、結構いろんな人生訓みたいなのがちりばめられている。例えば…
…そういう百年先のことまでは、誰も考えなかった。いや、城普請の石揚げや石曳きに来ている労働者などは、明日のことさえ思っていないのである。
昼飯を食べれば、
「はやく晩になれ」
と祈るのが、いっぱいな欲念だ。
それでも時節がら、
「戦争になるか」
「なれば何時頃?」
などと、時局談は、いっぱし盛んだったが、その心理には、
「戦争になったって、こちとらは、これ以上、悪くなりようがねえ」
という気持ちがあるからで、ほんとに時局を憂えたり、平和の岐点をじっと案じて、どのほうへ曲がるのが国と民のためだろうなどと考えているのではけっしてないのである。
なんてところが、結構チクッときたりしてね。
最近、ニュースで中国(重慶)に行ってるサッカー選手団が昔の恨みかなんかで滅茶苦茶たたかれたりしてるのや、韓国俳優人気の異常なまでの盛り上がりを見るにつけなんだか釈然としないこの気持ち。僕は日本人として過去の戦争について、ぎゃーぎゃー言われるのはムカッ腹が立つ。
…が、そこまで深くは語るまい。だって、それが日本人。
嘘、話長くなりそうだから止めるだけ。
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