たまにね、思うのだピョ〜ン。
2004年4月16日 食
太宰治「人間失格」の一部抜粋。
…〜マルクス経済学の講義を受けました。しかし、自分には
、それはわかり切っている事にように思われました。それは、
そうに違いないのだろうけれども、人間の心には、もっとわ
けのわからない、おそろしいものがある。(中略)…〜人間
の世の底に、経済だけでない、変に怪談じみたものがあるよ
うな気がして、その怪談におびえ切っている自分には、所謂
唯物論を、水の低きに流れるように自然に肯定しながらも、
しかし、それに依って、人間に対する恐怖から解放せられ、
青葉に向かって目をひらき、希望の喜びを感ずるなどと言う
事は出来ないのでした。
ええ、太宰を読むと熱がでますね。人間の中身をえぐったよ
うな表現、書き方。どっからそんな言葉出て来るの?って事
が頻繁。
小説家なんてものはよく自殺なんてするけど、やっぱり感受
性が強すぎるのかなぁ。などと、耳にするが、みんな、ほん
とにそんなことないのか?
そんなことってのはつまり、生きてて、どうしようもなく孤
独を感じたり、大きい流れの(どうする事も出来ないような
社会の中の常識というか、雰囲気というか)中で自分の何か
に激しく苛立ちをおぼえるような。
これは、自分の中に飼っている何かの蠢動だろうか?
青春時代には確かに、あった。僕の場合、今でもある。それ
がなんなのかわかってる人はわかっているんだろう。
たとえばそれはある事で成功した人だとか。
かっこ良く言えば純粋な魂の叫び。
…〜マルクス経済学の講義を受けました。しかし、自分には
、それはわかり切っている事にように思われました。それは、
そうに違いないのだろうけれども、人間の心には、もっとわ
けのわからない、おそろしいものがある。(中略)…〜人間
の世の底に、経済だけでない、変に怪談じみたものがあるよ
うな気がして、その怪談におびえ切っている自分には、所謂
唯物論を、水の低きに流れるように自然に肯定しながらも、
しかし、それに依って、人間に対する恐怖から解放せられ、
青葉に向かって目をひらき、希望の喜びを感ずるなどと言う
事は出来ないのでした。
ええ、太宰を読むと熱がでますね。人間の中身をえぐったよ
うな表現、書き方。どっからそんな言葉出て来るの?って事
が頻繁。
小説家なんてものはよく自殺なんてするけど、やっぱり感受
性が強すぎるのかなぁ。などと、耳にするが、みんな、ほん
とにそんなことないのか?
そんなことってのはつまり、生きてて、どうしようもなく孤
独を感じたり、大きい流れの(どうする事も出来ないような
社会の中の常識というか、雰囲気というか)中で自分の何か
に激しく苛立ちをおぼえるような。
これは、自分の中に飼っている何かの蠢動だろうか?
青春時代には確かに、あった。僕の場合、今でもある。それ
がなんなのかわかってる人はわかっているんだろう。
たとえばそれはある事で成功した人だとか。
かっこ良く言えば純粋な魂の叫び。
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