食う。

2004年4月11日
僕はお好み焼きが好きだ。
お好み焼きの最低限のルールとは生地の中に具が泳いでいるの
ではなく具に生地が絡まっている状態でなければならない!と
いう事である。
なぜそうあるべきなのか?
その方がおいしいからである。
そもそも「お好み焼き」とは「壱銭洋食」という大正の終わり
頃に屋台や駄菓子屋が始めたメリケン粉とソースを使った簡単
な洋食のようなものから発展して来た食べ物である。
しかし、日本の経済成長とともに多種多様な膨らみを見せてい
る食材を見事に取り込みながら変化して来たお好み焼きはもは
や壱銭洋食ではない。お好み焼きは小麦粉を使った芸術にまで
昇華しているのである。
ところが実際使われている食材と言えば、キャベツ・天カス・
牛筋・イカ・山芋・こんにゃく・桜えび・豚バラ肉・焼そば・
卵とわりあい定番としてのその食材の数は少ないのである。
なぜなのか?
王道がおいしいからである。
あらゆる挑戦をおこなって来た結果辿り着いた境地なのである。
一口食べればソースの味に恍惚となり、二口食べればその食感
に我を忘れ、三口食べればポォー!!!!!
お腹いっぱいである。もはや食べられない。

追記。マヨネーズを忘れずにね。(紅ショウガ・鰹節も)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索